コンサルディングとは何か 著者:堀 紘一さん

f:id:IntegrityArbor:20180619154814j:plain

コンサルティングという言葉はよく聞くが、本当の意味でのコンサルティングとは「戦略系である」という著者の意見から始まり、以下が記載されている。

 1. コンサルティングファームの歴史

2. コンサルティングが必要な理由

  • 企業は顧客を把握できていない
    → 顧客と企業の間に、卸、問屋、小売店等があり、エンドユーザと距離があることが多い。
  • 企業の過去の成功体験が発展を阻害する
  • コンサルタントは物事の因果関係を徹底的に追及する
  • 戦略の立案には技術と経験が必要である

3. コンサルタントに必要なスキルやマインド

  • 地頭の良さ:論理力のベース
  • 素直さ
  • 努力家
  • 打たれ強さ
  • 運の強さ

4. メモ

  • コンサルティングの稼働時間 = 2080時間(8時間/日 × 5日/週 × 52週)
  • コンサルティングの報酬 = チームの時間単価 × 稼働時間 × マルチプライヤー
    ※ マルチプライヤーは、企業ごとの魔法の数字。3を切ると大手コンサルファームは維持できなくなる。
  • コンサルティングの仕事は、「答えを教える」ではなく「考えること」である
  • 限られた時間で最大限の情報を引き出すには仮説が必要
  • 理論を元に仮説を出し、経験をベースに本質に迫る
  • スライドの目安:1枚5行、1行15文字、1コマ13分、1枚2分
  • ノートを取る:頭を使うし、人の意見に耳を傾ける姿勢を保てる